今日読んだ本は『習慣化は自己肯定感が10割』(中島輝)
昨年12月にある方とお話をした時に、未来へのヒントとしてコーチングの重要性を示唆して頂きました。
人は本来、人生をよくしたいという気持ちを持っています。たとえ現時点ではよくない生活習慣があっても、何かのきっかけでいい方向に変わりたいという気持ちを持っていることが多いです。外来で一方的にダメ出しをしたり強制するのではなく、気持ちに寄り添いながら、本人がよしっと思ったタイミングでそっと背中を押せるような存在でありたい。そのためのノウハウも自分の中で蓄積していきたいな、と思ったのです。
…ということで、自分にとって‘習慣化’というキーワードに反応してこの本を読んだのです。
3日坊主の達人の私としては、もう100%自分ごととして、思い当たることしかありませんでした。
ざーっと読んだだけなので後からもう1回じっくり読みますが、さっそく今日からやろうと思ったことは
●今日あったよいこと4つを手帳に書き留める
私の今日あったよいことは…
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・施設入所した認知症患者さんのご家族が半年ぶりに来院し、話ができたこと。
胃ろうをつくるかどうかで迷っていて、頭を整理するためのメリットデメリットなどの情報提供でしたが、私自身頭が整理されました。お会いしてお話できたことそのものも嬉しかったですし、悩んだ時や迷った時に思い出して頂けたことがありがたいです。
・久しぶりに、朝のダンスを再開
Youtubeにあがっている5分の「体重減少のためのズンバ」。それ以外にもう1つ9分のダンスもありますが、今日は欲張らずに5分の方だけ。それでも明日は筋肉痛になりそうな気配(笑)
・小1の娘が私につくっておいてくれた「さんすうテスト」が可愛かった。
娘の描く絵や手紙はとても可愛くて、もらう度に癒されます。(親バカ上等)
・夕食の牡蠣鍋がおいしかった。
うちのもの忘れ外来の患者さんで、血清亜鉛の数値が正常値の方はむしろレアケースで、ほとんどは足りていません。亜鉛は認知機能の維持にも重要です!…といううんちくは置いておいて、いい出汁が出ていて体があたたまりました。
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たわいもないことですが、改めて思い起こしてみると、もう一度幸せな気持ちを味わえたり、感謝の気持ちがわいてきて、本当にいい習慣ですね。
あなたは何か習慣化したいことがありますか?