今日外来にこられた認知症患者さんの娘さん。
カーディガンの表裏が逆で、スタッフが受付時にそーっとお伝えしたようです。外来がすいていてその方しかいなかったこともあり、受付で大笑い。
娘さんは診察室に入ってきて開口一番
「あーーー。今日はものすごく笑ったから、来てよかった!」
「ほんとほんと。免疫力上がりましたね!!」
と診察室でも大笑い。たかがカーディガンで大笑いできるって幸せだな‥とこちらまで幸せになりました。
さて昨年12月19日に、塙歯科の先生のご紹介で、pdpという研究会の歯科医の先生方とお仕事をする機会を頂きました。
↓当日の様子がpdpのHPにアップされています。
そして昨日夜も、秋のオンライン講演会に向けてオンラインミーティング。ありがたいことに、再び‘栄養’についてお話する機会を頂きます。
歯科診療を専門とするはずの歯科医の先生方が、なぜ栄養を学ぶ?
そこにはこの研究会の目指す‘0(ゼロ)コンセプト’という考え方が関係しています。ここでいう0とは、医療的介入をまったく必要としない状況を表します。歯科も医科も‘治療’という名のもとに介入をすることで生計をたてる立場ではありますが、同時に介入をしなくて済む状況に導く、予防も私たちの大切な役割です。
齲歯や歯周病という疾患も、糖質過多をあらためることで根本的に予防や改善に近づきますから、このような啓もうも歯科の先生の重要な任務だと考えているのです。本当に先進的!pdpの先生方の熱意に、私はただただ圧倒されっぱなしで、喜んで巻きこまれている…という感じです。
つい数年前までは歯科の先生の知り合いなどプライベートな友人以外にはほぼいない状況から、笠間の『最期まで口から食べる』を支えたい!と小さな声をあげることで塙先生ご夫妻とのご縁を頂き、塙先生のつながりでこの地域の歯科医師会やpdpの先生方ともつながりができて。
なんだかとても嬉しいです。
オンライン講演会の当日、塙由紀子先生が自宅から作ってもってきてくれたけんちん汁。具材がたっぷりで温かくて、おいしかった♪
まだまだやりたいこと、いっぱいあります。
一つ一つ、丁寧に形にしていきます。