こんにちは。新たな1週間が始まりましたね。
私の週末は、土曜日午後は子ども会の集まりに出て来年度から副会長をお引き受けるすることが決まり(任務をきちんとまっとうできるのかしら…笑 でも精一杯がんばります!)日曜日はお願いした水道管修理を横目に、せっせとこの本を読んでいました。
『オーソモレキュラー入門』(エイブラム・ホッファー, アンドリューWソウル著)
オーソモレキュラーとメガビタミンというのは、私の中ではほぼ同じ領域…という認識です。(詳しい方でちがーう!という方がいたら、ぜひ後でこっそり教えてください><)土台に食事療法があり、その上でメガドーズ(山盛り)のビタミンを補うことで、多くの健康問題を解決する栄養学的アプローチです。
入門と書かれているものの、オーソモレキュラー全体を網羅しているのでそれなりに厚みがある本で、1章ずつ少しずつ復習していこうというつもりで読み返し始めたのですが…
おもしろくておもしろくて…
ほぼ全部読んでしまいました。
オーソモレキュラーって、改めてすごい!!!
標準医学のハードルを軽やかに越えられるパール(宝物のような知識)がそこかしこに散りばめられていて興奮します。
実践するには、向き不向きがあると感じます。
●向いている人
・すべて専門家にお任せではなく、自分でも健康について学びたい、実践したいという知的好奇心や行動力がある方。
・薬にしろサプリにしろ、自分が納得した上で選択したいという方
・iherbでビタミン剤を買うなどの最低限のWebリテラシーがある方
●向いていない人
・権威があるもの=専門家にお任せした方が安心だと思う方
・本を読む、ネットを閲覧するなどして自分で知識をつけるなんて、素人には無理!と思う方
・保険診療で薬をもらう方が、自己負担額が減って得!と思う方
・ネットが全く使えず、ビタミン剤の購入が難しい方 △(家族などがサポートできるなら大丈夫)
上記で一番大切なのは、「自分で考えて決める」ということ。
Dr Yourself(あなた自身があなたの主治医)という言葉で表現されるように。
オーソモレキュラーの歴史は、統合失調症の方へのナイアシン(ビタミンB3)使用によって始まりました。
誤解されがちなのは、オーソモレキュラーが決して「栄養ですべての状態が改善する」と標準医学を否定しているわけではないということ。
精神安定剤とビタミンの両方を組み合わせて使えば、精神安定剤のすみやかな鎮静作用とビタミンによる遅いながらも継続的に効く作用の両方を得ることができる。
患者が改善し始めるにつれ、精神安定剤の量はゆっくりと減らしていき、最終的にはどんな有害な作用も出現しないくらいの少量まで減らしていく。
慢性患者を除いて大半の将来で、精神安定剤は最終的にはやめることができる。
互いの強みと弱みをわかって、上手に組み合わせるという考えですね。
確かに最初はむずかしいと感じるかもしれません。
医療者のはしくれとして、そういう方とオーソモレキュラーの橋渡しをできればな…と考えています。
よい1週間になりますように!