今からちょうど2年前の2020年5月、メディアで盛んに取り上げられていた「あたらしい生活様式」。
これに何やらうさんくささを感じていた私。
その気持ちはこの2年間、ずっと続いていて…。
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「新しい生活様式」を疑っています。
・日常生活で必死に石けん消毒液で手洗いしすぎると手荒れします。→荒れた手は、ウィルスが付着する温床に。
・マスクを長時間つけ続けることは有害です。
→口呼吸となって、ウィルス感染に弱くなります。
→慢性的な酸素欠乏状態となり、脳機能が低下します。
代謝も低下し、コロナのリスク要因である肥満も悪化します。
・料理に集中し、おしゃべりは控えめに?
→会話や笑いに乏しい生活は、口周囲の筋肉を衰えさせて嚥下機能を低下させ、肺炎のリスクを高めます。
・人との距離は最低1m, できれば2mあける?
→人と人とのスキンシップで、愛情ホルモンであるオキシトシンが分泌されます。これは免疫力を高め、心臓を強化します。
言語理解が難しい子供や、認知症高齢者では、スキンシップによる心の安定が、より直接的に免疫力などの‘生きる力’に影響します。
ざっくり考えただけで、医学的に指摘できる‘免疫力低下’の要因が山盛りなのに、本当にこの生活を『新しい生活様式』としてニュースタンダードにしていいのですか?
おそらく専門家会議の関係者は、「あくまで一つの目安を示しただけ」「地域や状況で柔軟に」と言うのだろうと推測します。でも、学校などの公的組織は、‘臨機応変に’‘柔軟に対応’がとてもとても苦手なグループと懸念します。地域で数週間新規感染が確認されていない状況でも、唯一示されたこの内容をマニュアルのように絶対視して、延々と適用される姿がありありと目に浮かぶのですが…。
私たち日本人は「油断すると大変なことに!」と脅かされ続けてきましたが、この1-2ヶ月私たちは本当によく頑張りました。自分をほめることが苦手な国民性ですが、ここで一息、少しはお互いの頑張りを讃えあってもいいのでは…。
今後の流行状況次第ですが、これ以上の長期にわたって多くの制限を強いることは、デメリットの方が大きくなる気がしています。見えないコロナと戦おうと刀を振り回し、人として自然な暮らしを犠牲にする生活こそ、「コロナに負けている」ように見えます。
「攻撃は最大の防御」です。タンパク質や脂質、ビタミンをがっちり摂って、糖質はストレスを感じない程度に控えめにして。体をほどほどに動かして、笑顔で人と話して免疫力を上げる方が、今の流行状況の日本の感染対策として有効に思うのですが。
(2020年5月時点での文章です。)
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この2年間、日本社会は、果たして歩みを前に進めたんだろうか。
正直あまり進歩していないような気も。
ぼやいてばかりでは何も変わらない。自分なりの方法で地域を変えていくように、がんばります。
幸い笠間には、異なる業種ながら信頼がおけるトップの方がいますから。
詳細はまた後日お話します。