尊敬する町医者の先輩である長尾和宏先生の本。
『ひとりも、死なせへん』と『ひとりも死なせへん2』。
長尾先生の優しさは、私の想像の外を越えるスケールで。
どんな人の痛みも苦しみも、まるで自分のことのように真摯に受け止められる感受性の持ち主。
だからこそ今回のコロナ感染と後遺症の問題についても、‘見て見ぬふり’は絶対にできないんだなと。
自分がやりたいからやっているのではなく、苦しんでいる人がいるのに誰もやる人がいないから、やらざるを得なくてやっているのだと思う。
感度センサーが高精度すぎて、つらいと思われることも多いのでは…といつも勝手に心配。
超人的な体力と精神のしなやかさをお持ちであっても、生身の人間ですから。
追いつきたいなんて口が裂けても言えない次元でも、それでも長尾先生の背中を追っていきたいと思っています。
毎朝長尾先生のブログと動画を見て、背筋を伸ばす。
よーし今日もこの地域の方のためにがんばるぞ!と。
同じ時代に偉大な先輩に巡り合えた幸せを、無駄にしないように。