お腹がすく理由

お久しぶりになってしまいました。

仕事仲間でもある友人が、クリニックにこんな贈り物を。

中身は…

ガジュマルです♪

沖縄の言い伝えで、キジムナーという精霊がやどり、持ち主の健康を守ってくれるとか。

「枯れたら身代わりになったということで。

何度でも、次のがじゅまるを持ってきますから!」

おーーーい!何回私を殺す気だ?!と笑いましたが。
その気持ちがうれしいです^^

がじゅまる君の力を借りつつも、自助努力もしっかり。

最近の私、プチ断食の快感のとりこです。

先日届いた新たなおもちゃ(?!)は、ケトメーター。

吐いた息でケトン値を測れる機械です。

これまではチクッと針をさして血液でケトン測定の一択でした。

ケトメーターの感度が悪くないなら、針を刺さなくてよいためハードルが下がります。

いまはちょこちょこ両方の機械で同時測定し、2つが相関しているか確認しています。

***

ケトン値が高い

脂肪が燃えていますよ
脳も保護されていますよ♪

***

というサインですから、ここぞとばかりに体重減少ダンスを踊ったり。

想定外に数値が低いとちょっとがっかり。

負けず嫌いなので笑
ぜったいケトン値を上げる!とプチ断食も決行。

プチ断食は、前日の夕食の後から翌日の朝食をとらず昼まで糖質をとらないスタイル。

「お腹すくでしょ!? ぜったい無理~~~!!」

と思いますか? 外来でもよく言われます。

私も以前はそう思っていました。

プチとは言え断食とか、
何が楽しくて生きてるんだろう…くらいに思っていました笑

でもね…
聞くのとやるのじゃ大ちがい。
ぜんぜん平気なんです!

お腹はあまり空きません。

ちょっと空いても、ひもじいのを我慢…ではなく心地よい空腹感。

プチ断食の先輩たちが口をそろえて「お腹すかない」と言っていた意味が、ようやく実感としてわかりました。

食べるから、すぐにお腹がすくんです。

正確には、‘糖質’を食べるから。

糖質をとることで血糖がグ―ッと上がりインスリンがドバドバ出て、その後血糖が急降下する。

これがジェットコースター血糖。

この血糖の乱高下が血管を痛めつけると言われています。

上がった血糖が急降下する時に、猛烈な空腹感を覚えるというわけで。

血糖をとらなければ…血糖はフラットで、急上昇しないから、急降下もしない。

エネルギー源としてMCTオイル入りのコーヒー、ココナツミルク入りのコーヒーを飲めば、午前いっぱい余裕です。

お腹が空っぽだからお腹がすく。

そんなのあたりまえ!と思っていたけれど。

私としては目から鱗でした^^

そんなこんなで
‘食欲’という内なるモンスターを制御できたことで、生活の自由度が高くなって。

体も心も身軽になった感じがします。

ケトジェニック生活、楽しいですよ♪

一緒にやりましょう。