まったく医療と関係ありません。
離れて住む親御さんの認知症の兆候に、家族が気づくポイントとして、
「同じものを沢山買いこんでいる」
ということがあります。
短期記憶ができなくなって、よく使う日常品などを「あれ、あったっけ?なくなると困るから買っておかなきゃ。」と買いこんでしまう。
以前はセミナーで
「同じものが冷蔵庫に3個も4個もあったら、要注意ですね。」
などと言っていましたが、ある日パントリーからマヨネーズが4本出てきたので、以来「5個も6個もあったら…」としれっとスライドさせた私。
一年の終わりが見えてきて、断捨離をしよう!と思い立ってデスク周りのひき出しを総ざらいしたら…
…………。
数える気にも、なりません。
言い訳する気にも、なりません。
大丈夫。
うちの息子は、私が将来あやうくなって外来受診して「同じものをいくつも買い込んでいませんか?」と聞かれたら、
「ずーーーっと昔からです!」
と自信をもって答えてくれることでしょう。
元々の暮らしを知っているって、大切ですね。