おはようございます。
頭の中で、栄養の知識の道筋をつくっては壊され、つくっては壊され。
革新的な発見ほど、従来の考え方の道筋を容赦なく破壊してくれるので、こちらも動揺し「さぁこの事実をどう解釈して自分の中でとりいれるべきか…」と悩みます。でもこの作業、知的好奇心が刺激されてなかなか楽しいのもまた事実。規定路線ばかりでは成長しないので。
『新版・科学者たちが語る食欲 食欲人』(サンマーク出版)
この本はそういう意味で、本当に興奮する本です!
私たちの食欲(どこで食べるスイッチが入り、どこで食べるのをやめようと思うのか)タンパク質の栄養上の立ち位置(多いほどいいの?少ない方がいいの?)…という極めて大切な問いに対して驚くようなところからヒントを投げかけてくれます。
なんといっても面白いポイントは…この本の著者2人が医者ではなく、なんと昆虫学者であるということ!!彼らの出した学説は、医者にとって「昆虫学者に先を越されるなんて…」という悲哀を巻き起こして、そのせいで受理が多少後ろにずれこんでしまったというくだりは、専門家の人間臭さが出ています。
あまりにも面白かったので、6月下旬のオンラインサロンでは、この本をベースにして実践編で自身のタンパク摂取量を計算したり、食物繊維についてもお話をしてみようと考えています^^
今日もよい一日をお過ごしください。