こんにちは。
月末の仙台セミナーに向けて、またまた河野先生のYoutube動画を視聴しなおしています。
10回以上見ていますが、毎回新しい学びがあって、本当にありがたい限りです。
今日の学んだことをシェアしますね。
●脳の免疫メカニズム
脳はきわめてデリケートな精密機械。
これを有害な刺激から守るために、2つのメカニズムが備わっています。
1)ミクログリア
2)BBB(Blood Brain Barea 血液脳関門)
ミクログリアというのは、いわば‘お掃除細胞’。細胞やアミロイドβのような不要なゴミをパックマンのようにパクパク食べる(貪食する)ことで、その弊害を消してくれているのです。
アルツハイマー型認知症のハイリスク因子であるApoE4(アポイーフォー)という遺伝子があります。この遺伝子を2つとも持っている方は、1つも持っていない方に比べて、11.6倍アルツハイマー型認知症のリスクが高くなると言われています。
ApoE4を持っていると認知症を発症しやすくなる要因の一つに「ミクログリアの活性が低下しやすいため」というのがあるようです。
あーそうか…と気づいたこと。
脳を炎症から守る2つのメカニズムのうち、片方が期待できなくてリスクが上がっている。
だからこそApoE4の方は、もう1つのBBB(血液脳関門)をなんとしても死守しなくてはいけないのだ!と。
BBB(Blood Brain Barrer 血液脳関門)というのは、もう一つの脳免疫の要所。血液に入った有害物質が簡単に脳に入っていかないように、本来はバリア機能があって守られているのです。
ところがこの関所を強行突破する猛者があちらこちらに、あたりまえのように存在しているのが現代。その代表格が‘リーキーガット症候群’。むりやり訳すと、だだ漏れ腸症候群。パンやパスタなどの小麦(グルテン)や牛乳(カゼイン)によって腸に炎症が起こり、腸の透過性が亢進。腸に穴があいたように無防備になって、腸内の異物が体内に侵入しやすくるなる状況をさします。
リーキーガットが慢性化すると、炎症が波及し、なんと脳の関門であるBBBまで脆弱になる。有害物質にさらsれやすいリーキーブレインの状態になってしまうのです。
ApoE4遺伝子がアルツハイマーの予測因子であるため、「知らない方がいい」という論調もあります。
早期発見 早期絶望 などと言いますが。
そこには根底に「見つかったって、やれることは何もない」という考え方があります。
でも、実際は違う。
やれることはたっくさんあるんです!
ミクログリア活性が低下している分、炎症対策を徹底的に行い、BBBを強固にすればいい。
予防はできる限り早めにやるにこしたことはありません。
残念ながら小麦パスタとは距離を置いた方がよさそうです。
なにか代わりになるものは…ということで、リコードプラクティショナーの新井綾子さんに教えて頂いたのは。
じゃーーーーん。
『ベジカッター』です!
これは海外で大人気だという(知らんけどw)ズッキーニヌードル=ズードルを簡単につくれるツール。
これもう、つくる段階からしてワクワクします。
ズッキーニを半分くらいに切ってセットして、上のノブをくるくるくるっと回すと…
パスタ状になったズッキーニが下にニュルニュル…と出てくる。
しかもらせん状にスライスするので、麵状にながーーーーくなるんです!
これをオリーブオイルと軽く塩で炒めてパスタソースであえると…
ズードルのできあがり♪
長男に食べさせたら
「俺、これムリ。」
あ、そ。
「そもそもズッキーニが無理だから。」
そりゃダメね笑
ズッキーニが無理!じゃなければ( ´艸`) 十分おいしく頂けます。
パスタのようにお腹にもっちりたまる感じがなく、むしろ私はこちらの方が好きかも。
私はこのグッズ、Amazonで購入しました。
作る過程の楽しさも含めて一押しです!(回し者ではありません)
回した後にズッキーニの残骸も、キノコみたいで何やらかわいいし。(これはこれで炒めて頂きました)
800円で認知症予防ができるって、すばらしい時代になったものです。
今日も楽しくいきましょう。