町内会の健康講話

6月8日(土)午後に、笠間市の鴻巣第二区の住民講演会にお呼び頂きました。

『100年時代を元気に生きる!』

というタイトルで認知症予防の食事について、1時間半ほどお話をしました。

会場の鴻巣新農村集落センター。

農村集落という響きにも昭和的懐かしさを感じますが。控室の和室の窓からいい風が吹きぬけ、窓からは栗の木が見渡せて、講演前なのにおばあちゃんの家に来たようにリラックスしそうですが…

仕事しなきゃ。

 

区内の方がお越し頂き、熱心に話を聴いて下さいました。

6月1日から新たな診療報酬改定のルールが適応となっています。(医療を行って報酬を頂くルールを国が定めていますが、これが2年に1回改訂されます)

そして今回の改定の大きなポイントは、生活習慣病の生活指導!

「薬を出しておきますね」と淡々と薬のみ処方して終わりではなく、きちんと生活習慣について聞いてよい方に向かうように指導することが求められています。

当院では、ここで作成する療養計画指導書に少々アレンジを加えています。リコード法の予防プログラムに基づいた内容に修正することで、将来的な認知症予防に役立てて頂ければ…と企んでいます。

そうは言っても日ごろの数分の診察室の中では、なかなか踏み込んだお話ができないのがジレンマでもあり。

Web上で動画発信もしていますが、ネットを使わない層の方にも必要な情報をお届けしたいので、今回のようにまとまったお時間を頂いて地域の方にお話ができる機会は大変ありがたく感じます。

セッティングをして下さった区長の屋代さん、運営をお手伝い頂いた区内の方々、ありがとうございました。