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認知症診療

レビーの自律神経症状にどう挑む

毎日毎日 これでもか…!と言うほど、毎日冷え込みますね。 調子を崩されている方が多いです。 師匠であるサイエンス漢方の井齊偉矢先生に、こう教えて頂きました。 *** 敵がはっきりしていれば 西洋医学。 敵が捉えにくい時は、 東洋医学が強い。 *** 前者は、血管がつまった、破れた!などの血管イベントや、癌、ウィルス…など。 後者は 「なんとなく調子が優れない」「体が弱った気がする」 いわゆる不定愁 […]

当事者の言葉の重み

先日ブックマン社の小宮さんと会食をする機会を頂き、遅ればせながらこの本を。 私の脳で起こったこと (樋口直美 著 ブックマン社) 若年でレビー小体型を発症した樋口直美さんという女性が書かれた本です。   日記として綴られた文が、ほぼそのまま書籍となっています。   圧倒されました。 なんて聡明な女性なんだろう。   長い期間うつ病と誤診されて抗うつ薬で病状が悪化した状 […]

学びの秋♪

先日9月30日は、宮原富士子先生が理事長をされているHAPという法人さん主催のZoom講演会でお話をさせて頂きました。 薬剤師さん相手に薬のことをお話をするという…なんとまぁ不敵な…。 考え始めると恐れ多くなってしまうので、あえて何にも考えずに。 診療がおわった19時から1時間40分しゃべりっぱなしは…さすがに少し疲れました。 聴かれている方も、さぞお疲れだろうと思います。ご参加本当にありがとうご […]

アルツハイマー征服

コロナ騒ぎで忙しい時期に夏季休暇に入ってしまいすみません。 最近読んで面白かった本のご紹介をします。 アルツハイマー征服 (下山 進)角川書店 中核症状改善薬のアリセプトから 最近の新薬アデュカヌマブまで、アルツハイマーに関する薬剤開発の経緯が克明につづられた ノンフィクションです。 ものすごく質がいいノンフィクションで、 これを世に送り出して頂いたことに直接お礼を申し上げたい。 日ごろ認知症の薬 […]

医者の責任感を刺激せよ

薬が6種類以上で転倒が増す というデータがあります。 健康になりたかったら、 ‘減薬’は常に意識しておくべき キーワード。 減薬がうまくいかない原因を 考えていて、 やはり一番大切なのは… 患者さんと医療者の コミュニケーションだ! …というのが私の結論。 **** 病院に勤務時代。 曜日によって異なる医師が 出ている外来に 毎回ちがう曜日に来る 患者さんがいました。 「薬もらうだけだから、 誰だ […]

認知症診断で一番大切なのは…

私の外来には、連日のようにもの忘れが心配という方が来られます。 「認知症かもしれないから、先生に診てもらえって息子に言われて…。」 親孝行な息子さんですが、惜しい!というのが本音です。   そもそも、認知症かそうでないかの判断はどのようにされるか、知っていますか? 実習に来ている5年生の学生さんに聞いてみたら、「CTですかね。」と答えてくれました。期待どおり、不正解です。正解は、ご家族の […]

シチコリン注射で目を覚ます!

おはようございます。 あやか内科クリニックの白土綾佳です。 前回もの忘れ外来で、 レビー小体型認知症と診断した患者さん。 娘さんが夕方に仕事を終えて帰宅したら、 久しぶりに雨戸が閉まっている。 「誰が閉めたの?」 と聞いたら、お母さんが閉めたと。 認知症を発症してからは、 日中ボーーーッとして、 雨戸を閉めることもなかったのに。 元気だった頃は夕方に雨戸を閉めるのが 日課だったお母さんが帰ってきた […]

リスクを負えるのが家族

とある神経難病の高齢女性。 数か月前からフォローしていますが、利用している介護施設から「食事量が3割くらいに減ってきた」と相談がありました。血液検査では、確かに脱水所見あり。 熱心な息子さんは、私のつくった「攻めの胃ろう」という動画も見てくださり、胃ろう造設を希望。 胃ろう造設を前提に近日中に病院に紹介予定でしたが、施設ではその入院までの期間も対応がむずかしい…とのことで、急遽息子さんが家に連れて […]

口唇ヘルペス薬で認知症予防

これは大変な発見…!と驚いています。 河野先生の動画で紹介されていて、この本を読みました。 この本には、こんなことが書かれています。 ・アルツハイマー型認知症は、口唇ヘルペスウィルスによるスローウィルス感染症である。(スローウィルス感染とは、すぐにではなく時間をおいて影響が出る感染症のこと。) ・単純ヘルペス感染者は、非感染者の2.55倍アルツハイマー型認知症になりやすい。 ・口唇ヘルペスが出たと […]

訪問診療と往診のちがい

こんにちは。 今日は医療者にとっては普通に区別できても、患者さんやご家族には間違われやすいことをお伝えします。 「訪問診療と往診はちがいますよ。」 というお話。   そんなの知っている~という方はスルーしてOKです^^   つい先日の外来で、もう少しで90歳近くになる女性の患者さんが、そろそろ通院が難しくなってきた…というご相談を受けたのです。 「訪問診療をしてくれる病院に、そ […]