背に腹は代えられない
抑制薬というのは、怒りっぽかったり暴力をふるってしまう認知症の患者さんに対して処方される抗精神病薬のことです。抑制薬について考える時、最後にたどり着く言葉は、この一言。 「背に腹は代えられない」 抗精神病薬というのは、特に高齢者では、頭がボーっとしたり足元がふらついたりして転倒のリスクを増すと言われています。それは事実です。だからと言って認知症患者さんのBPSD(行動心理症状 認知症に伴い介護の負 […]
抑制薬というのは、怒りっぽかったり暴力をふるってしまう認知症の患者さんに対して処方される抗精神病薬のことです。抑制薬について考える時、最後にたどり着く言葉は、この一言。 「背に腹は代えられない」 抗精神病薬というのは、特に高齢者では、頭がボーっとしたり足元がふらついたりして転倒のリスクを増すと言われています。それは事実です。だからと言って認知症患者さんのBPSD(行動心理症状 認知症に伴い介護の負 […]
前回にひきつづき、リコード法について書いてみます。 リコード法は、米国のデール・ブレデセン医師によって生み出された認知症改善プログラムのこと。 認知症を「屋根に36個の穴があいた状態」にたとえ、この穴をうめるアクションによって、早期認知症であれば仕事に復帰できるまで改善する例もあるなどの劇的改善で世界中の脚光をあびています。 この36個の穴が、認知症の原因となる要因で、炎症・栄養欠乏・毒素という3 […]
最初は、たいてい‘他人事’。 認知症セミナーで、話を聴きに来て下さる方の話です。 親の認知症だったり、ケアマネで普段接している利用者さんの認知症だったりで、少しでもよくしてあげられれば…。わざわざセミナーを申し込むくらいなので熱意はまちがいなくあっても、誰か他のこととして、話を聞き始めることが多い。 でもその一気に流れを変える一文を、ご紹介します。 代表的な認知症であるアルツハイマー病は、症状が現 […]
先週土曜日には、3回目のコロナワクチン接種を院内で行いました。 熱発はしませんでしたが、接種日の夜は節々の痛みがあり、翌日はやたらと眠い…。 日曜日の午後は、こんこんと寝てしまいました。1回目、2回目の時にも翌日はやたらと眠いという症状がありました。 今日は、グルテン過敏について2冊の本をご紹介します。 『長生きしたけりゃパンは食べるな』(フォーブス弥生) 『2週間で体が変わる グルテンフリー健康 […]
私、100歳まで生きることにしました。 唐突ですみません。この本を読んだので。 『LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略』 それまでは、女性の平均寿命88歳というのが頭にあって、漠然とその年齢を頭において人生を考えていたのですが。 話題になっているこの本を読んで、私の生まれの世代は半分の確率で95歳以上まで生きると聞いて… そっか。 じゃあ、100歳まで生きる想定でライフプランを練り直さな […]
今日読んだ本は『習慣化は自己肯定感が10割』(中島輝) 昨年12月にある方とお話をした時に、未来へのヒントとしてコーチングの重要性を示唆して頂きました。 人は本来、人生をよくしたいという気持ちを持っています。たとえ現時点ではよくない生活習慣があっても、何かのきっかけでいい方向に変わりたいという気持ちを持っていることが多いです。外来で一方的にダメ出しをしたり強制するのではなく、気持ちに寄り添いながら […]
オーソモレキュラー(分子栄養学)をベースにして書かれた本では、「糖質だけを意識していてはだめ」と書かれていることは多い。 「糖質制限」その食べ方ではヤセません(大柳珠美) 筆者は管理栄養士の資格を持ち、トップの指示により糖質制限の栄養指導を開始することになり、自身も実践することで減量。 糖質制限がブームと言ってよいほど注目を浴びる中でメディアでも引っ張りだこの活躍をされる中で、糖質制限の落とし穴に […]
子どもが学校から持ち帰る健康だよりに 「朝食はしっかりご飯を食べましょう。脳がエネルギーに使えるのは糖質だけです。」 と書かれていて、えーーーーーーー…とがっかりしました。 そ、それは…都市伝説です。 でも「3食しっかり摂るのが健康によい」というのは、「バランスのよい食事」という言葉とセットで私たちの中に‘常識’としてインストールされていますよね。 ******* でも実は、人間の体は、3食しっか […]
今日は、めずらしく小説をご紹介してみます。 『老父よ、帰れ』(久坂部 羊) 前頭側頭型変性症で施設に入っていた父を、医師の講演(若干うさんくさめ)を聞いて‘介護の極意’に目覚めた息子が、自宅に引き取ることを決意して…という話。 もう、ユーモアと笑いの要素があふれていて。思い込みが強くて、こうと決めたらまっしぐらな息子のキャラには、こういうところ、自分にもあるなーなんて冷や汗をかきながら。そんな夫 […]
‘薬に頼らない健康づくり’を目指しています。 重症肺炎患者に、スピーディーに気管内挿管を行える医者は、ドキュメンタリー番組で見ていても正直かっこいい。(気管内挿管というのは、人工呼吸器の機械をつなげるために、気管にプラスチックチューブを入れる医療的な処置のこと。) でも患者さんの立場からして一番いいのは、チューブを口から入れられるぎりぎりの状態に追い込まれないこと。 そのための情報発信も、‘命を […]