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介護・生活

期待してはだめ?

今日は、めずらしく小説をご紹介してみます。 『老父よ、帰れ』(久坂部 羊)  前頭側頭型変性症で施設に入っていた父を、医師の講演(若干うさんくさめ)を聞いて‘介護の極意’に目覚めた息子が、自宅に引き取ることを決意して…という話。 もう、ユーモアと笑いの要素があふれていて。思い込みが強くて、こうと決めたらまっしぐらな息子のキャラには、こういうところ、自分にもあるなーなんて冷や汗をかきながら。そんな夫 […]

幸福感のU字カーブ

今日は、食事を離れて高齢者の幸福感についてのお話。 「年寄りは集まって住め? そんなの余計なお世話…。」 もしそんな理由でこの本を読まないのなら、もったいないです。 手にとってもらうためにちょっと過激なタイトルをつけたのだと思いますが(著者もそう書かれています)、この本は住まい方だけの本ではありません。 「老いていくことに対して、なんらかの不安や心配を感じている人」に、確かな希望を贈ることができる […]